今回は、スピリチュアルだけじゃなく心理学的な面から使える言霊の使い方についてお話ししましょう。
言霊(言葉)のエネルギーの使い方
言霊は「言葉に宿る霊的な力やエネルギー」と言われ、良い言葉を使うと良いことが引き寄せられ、悪い言葉を使うと悪いことがひきよせられると言われてます。その不思議な力から願いを叶えるスピリチュアル的な目的で使われていることも多いです。
私がここでおすすめしている言霊の使い方は、スピリチュアルな部分も使いつつ、心理学的な効果も使って、最終的に「幸運体質になる」ということです。
幸運体質になる3つのステップ
①言霊(言葉)を脳や潜在意識へ浸透させ心を安定させる
②波動を上げる
③良い運を引き寄せる
なぜ私が心の安定にこだわってるのかというと?
人の脳は、昔から防衛本能を持っていて、ポジティブよりもネガティブを優先してしまいます。
たとえば、仕事で失敗したとき、成功したことよりも「失敗したこと」を強く思い出しますよね?これは脳が「もう失敗しないように気をつけなきゃ!」と考えて、ネガティブな気持ちを優先しているからなんです。
この脳の仕組みは、慎重に物事を勧めたりする過程にも必要で、昔から人を守るためのものですが、あまりにもネガティブなことばかり考えてると、その考えに脳が慣れてしまって、ネガティブなことがどんどん浮かんでくるようになってしまいます。
ネガティブ思考をしていると、脳の「扁桃体(へんとうたい)」という部分が過剰に働くようになります。
扁桃体は不安や恐怖を感じるときに活発になる場所で、ネガティブな考えをたくさん持っていると、この扁桃体がいつも活発になってしまって、常に不安やストレスを感じやすくなってしまうんです。
そして、心の中にあるネガティブな思考が続くと、自分の放っているエネルギーに共鳴するように、同じ波動の出来事や人々が引き寄せられてしまいます。
その結果、不運やトラブルを引き寄せることがあるのです。
こういったことから、ネガティブに傾きすぎな時は、その軸を直してあげる必要があるんです。
そして、そのネガティブに傾いてる軸を治すのに最適なのが言葉のエネルギーです。
言葉の力は普段意識してなくても、感じることができます。
例えば、
「ありがとう、好き、幸せ、愛してる」という言葉を聞くと幸せな気持ちになりますよね。逆に「嫌い、うざい、めんどくさい」という言葉を聞くと嫌な気持ちになりますよね。
言葉は心だけでなく脳にも反応して、脳はポジティブな言霊を聞くことでストレスを減らし、心を落ち着かせてくれます。
ここで言うポジティブな言霊とは「大丈夫、頑張ってる」のような自分を労わる言葉も含めます。
今まで不安な時は、人、物などに依存しがちな人にも言葉の力は効果的です。
言霊の唱え方(自己暗示)
言霊を唱えるというと難しく聞こえてしまうかもしれませんが、言葉を自分にかけてあげるイメージです。心理学の用語では「自己暗示」とも言われています。
特にネガティブなエネルギーに押しつぶされそうな時、自分を暗闇から明るい場所に戻すために言霊は威力を発揮してくれます。
例えば、困難な状況にある場合、
「すべてうまく行く、なんとかなる」など言霊を唱えます。
ポジティブな言霊を唱えることで脳を過度なプレッシャーから解放して、ストレスホルモンのコルチゾールの分泌が減少し、これにより、リラックスした状態を保ちやすくなります。
そして言霊を唱える時は、1度なんとなく口からだすのではなく、脳と潜在意識に言葉を定着させるために、言霊を何度も繰り返す必要があります。
こうすることで、言葉が浸透し、脳や潜在意識はその言葉が事実と受け取り、ポジテイブな解決策に向けて行動をうながしてくれます。
唱え方のポイントは
・毎日、朝や夜寝る前など静かな場所で深呼吸をして言葉を唱える
※唱え方の実践は下記の動画で参考にしてください
・不安な時には、いつでもその言霊を繰り返し唱える
不安な時には、不安な妄想をする代わりにしつこいぐらい言霊を繰り返すことがおすすめです。そうすることで、心が落ち着いてきます。
最後に
こうやって日常に言霊を入れることで、何かネガティブなことが起きても嫌な感情に長く引きずられることなく、気持ちの切り替えが上手にできるようになり心が安定し、波動も無理なく上げることができます。
今特に不安や悩みがない人も、ポジティブな言霊はネガティブなエネルギーを跳ねのけるパワーがあるので、「ありがとう」「私は幸せです」など意識して、毎日言うことで心が安定し、高い波動を維持して、結果的に良い運を呼び込むことができるでしょう。