今回は、不安や未来への執着を手放し、今ここを生きる安心感と信頼の波動に満ちた言霊「ケ・セラ・セラ」の言葉の力についてお話しししましょう。
「ケ・セラ・セラ」言霊効果
ある男性が最近、仕事で大きな失敗をし、自信を無くし心も疲れ果てていました。そんな時、友人から、起こったことはもうしょうがない、人生はなるようになるから「ケ・セラ・セラ」だと励まされ、不安な時や夜寝る前に「ケ・セラ・セラ、なるようになる」と毎日言うことで心を落ち着かせました。
1週間後、気持ちに余裕が生まれ、「まぁいいか」と思えるようになり、２週間後、仕事で新しいアイデアが湧いてきたり、新しい働き方のチャンスが巡ってきました。
そして、 1ヶ月後、「私の人生はこれでいい」と心から言えるようになりました。
彼は、「ケ・セラ・セラは、私の人生を軽くしてくれた魔法の言葉」だと言っています。
「ケ・セラ・セラ」スペイン語由来のこの言葉は、「なるようになる」という意味です。
「ケ・セラ・セラ」は、宇宙の流れにゆだねるエネルギーそのもの。
※宇宙：スピリチュアルなエネルギー空間
「なるようになる」という言霊は、波動の重さ（恐れ・執着）を手放す作用があり、自然体の自分に戻れます。
この宇宙と調和した波動を持つことで、必要なタイミングで必要な人やチャンスに出会うようになるのです。
脳の観点からの効果
人は「まだ起きていない未来」に不安を感じると、脳が過活動になり疲労します。
「ケ・セラ・セラ」と唱えることで、脳は「もう心配しなくていい」と判断し、リラックス状態になります。
その結果、ストレスホルモンが減り、直感や柔軟な思考が高まり、流れに任せる強さが生まれます。
「未来をコントロールしようとしない」ことで、現在の行動に集中しやすくなり、幸福度も向上するのです。
「ケ・セラ・セラ」効果的な唱え方４つ
唱える＝自分に優しく話しかけるイメージです。
①深呼吸しながら、ゆっくり唱える
→「ケ・セラ・セラ…（なるようになる）」
不安や緊張を手放しやすくなります。
② 夜、寝る前に心の中で唱える
→「ケ・セラ・セラ・・・（なるようになる）」
思考を鎮め、安心して眠りにつけます。
③ 手放したい執着や悩みをノートに書き出した後に唱える
→ ノートに書いて→「ケ・セラ・セラ、なるようになる、大丈夫」と唱えます
書いてから唱えることで、心からの納得と解放感が得られます。
④声に出して、リズムやメロディにのせて唱える
→ 軽く歌うように楽しく、ケ・セラ・セ〜ラ〜♪
重くなりがちな気分を明るくリセットし、声や音の波動が体全体に響いて、内側から波動が整います。
かなり昔の歌ですが、ドリス・デイの「ケ・セラ・セラ」Que sera, seraが、まさしく「未来のことなんてわからない、人生はなるようになるんだから」と言っている歌です。興味がある方はYoutube【検索ワード：ドリスデイ ケセラセラ】で視聴してみてください。
まとめ
ケ・セラ・セラは、不安をゆるめて心を整え「今を大切にする力」がたったこの一言に込められています。どのタイミングで唱えても「ケ・セラ・セラ」はあなたの心をゆるめて、人生を軽やかに導いてくれます。ケ・セラ・セラ、なるようになる。あなたの未来は大丈夫です
